訪問着と付下げってどう違うの?

2011年02月21日
訪問着と付下げってどう違うの?当ブログにおきまして、私・シンキチの”着物素人”っぷりは、そろそろ周知のこととして浸透しつつありますが、そんな僕でも着物について色々と勉強しようという意志は持っています。

だがしかし!

着物といのは、ホントに奥が深くて覚えなかればならない事が凄く多いというのと、また、歴史が深いせいもあって色んな事がかなり細分化され、それらが一つ一つキチッとネーミングされてるんですε-(;-ω-`A) フゥ…

なので、すごく覚えること多いと言いますか、僕の感覚からして、学生時代にやった歴史の勉強をしているようで、覚えていくのが結構大変なんです。
(でも意外に歴史は得意でした(。+・`ω・´)b)

まあ、言い訳はこれくらいにしておいて^^
実は以前から凄くホワッと認識していた言葉がありまして・・・それがこの「訪問着と付下げ」。

恥ずかしいですが正直に告白しますと、僕はこの二つをずっと同じ意味で言い方だけが違うモノだと思っていました・・・

着物屋が何をいまさらε-(;-ω-`A) フゥ…とため息をつかれた方も多いかもしれませんが、この二つの見た目はそこそこ似ているものが多く、素人にとっては意外に紛らわしんですよ(☄ฺ◣д◢)☄ฺワシャー  

なので、超ヒマな時にはなるべく読むようにしているシンキチのテキストブック、
「きもの文化検定公式教本Ⅰきものの基本」で違いを調べてみました^^

まずは訪問着
訪問着は、主に胸、肩、袖、裾などに模様がつながるように染めたきものの総称。


対する付下げは
付下げは着尺をしたてたときに模様が肩山、袖山を頂点にして前身頃、後身頃の両面に、上向きに配置されるように染め上げたきもののこと。


なるほど・・・・・

ということは、訪問着は、縫い目に関係なく着物を一枚のキャンバスとして、絵画のように模様や絵柄に繋がりが出るように染められたモノで、着物を広げてみると、縫い目にも柄がかかってくると言うことですよね。僕の中では何となく一枚の屏風のような印象です。

対する、付下げは特に模様の繋がりはないですが、肩や袖、前後の身頃などにしっかりと上向きになるように模様や絵柄がつけられた着物のことで、着物を広げてみると、模様が縫い目にかかる事は少なく飛び柄になっているものが多いようです。

まあ、この違いを読んだだけでも、訪問着の方が手間がかかりそうというのはよく分かるのですが、やっぱりその分、着物の格も値段も一般的には訪問着の方が高いようですね^^


ということで、着物素人・シンキチの、訪問着・付下げの違いについての解釈はこんな感じになりました。

まだ、着物を見てパッと「これは訪問着!それは付下げ!」と言い分けられるレベルではありませんが、少しづつ目の前にかかったモヤが晴れてきた感じです^^

ここは違うんじゃない?という部分もあるかもしれませんので、また、コメントを通じて色々と教えて頂ければ嬉しく思います。

サキノ店長にも一度さりげなく違いについて聞いてみよ^^
ではーー。

作:シンキチ

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Posted by キモノバナ沖縄・サキノ | │Comments( 0 ) 着物知識・コーデ・おすすめ
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